人生のサーファー

流れを見定め己の道を歩め!

対論 脳と生命 養老猛司・森岡 正博

対論 脳と生命 養老猛司・森岡 正博

 

<概要>

 

▶︎久しぶりの良書。今までの知識が統合された感じ。読んだ後と読む前の世界観に違いが出来るレベル

 

▶︎今の世界や社会は脳を神格化し、脳をヒエラルキーの一番上位に君臨させる社会システムを構築した。その視点・主義のメリット、デメリットについて対話は進んだ。

 

▶︎唯脳論が近代的な社会システムをつくり中世的な思考、感覚をおいやる。

 

▶︎近代的:唯脳論、人工的、家畜化、相対的、秩序、正規分布

 

▶︎中世的:自然、人間的、普遍的、絶対的、無秩序、ベキ分布

 

<考察>

 

▶︎私達の体は脳から出来上がったわけではない。まず先に腸などの臓器から出来上がった。故にその身体や歴史的な流れを軽視することは危険であると思う。免疫や臓器は重要であり生死とはそれらの関係性を無視して成り立つものではない。そういえば、ソロスも自身の身体的変化を投資の判断要素に取り入れている。

 

▶︎社会システムは人間を家畜化させる手段である。より人間らしく生きたければ、そこから離れなければならない。故にお金を稼ぐことに集中することは人間らしく生きる為の切符なのではないかとも思う。

 

▶︎脳だけで世界観を捉える考え感じ方を捨てること。①自分の体の声をなにより聞くこと。②自分の心の声に耳を傾けること。③全てをコントロールできないと認めること。あるがままの状態=ゼロ=エゴからの解放。普遍的な絶対的な幸福を味わうこと。

 

▶︎死ぬことや批判が怖いから誰かの常識に合わせて洗脳されていく。安心感、甘えや楽したい気持ち・構造が洗脳へと導く。みんなが笑うから自分も笑う。そういう人は、人間の形をしたゾンビなんだよね。本当に怖いのは死ぬことでも批判されることでもないはず。人間として生きられないことだと思う。

 

▶︎「共同幻想論民主化=大衆化=快楽を求めた人生のレンジ相場内で売買=利小損小=無難な人生

 

▶︎唯脳論現代社会の動機と成すこともある。閉じた社会である。しかし、システムの不具合で絶滅する可能性もある。構造は脳の中の認識。

 

▶︎認識論;時間、空間という形式も認識。その構造に時間・空間を埋め込む

 

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